あん摩・指圧
東洋医学には手技療法と呼ばれるものがあります。
手技療法は鍼・灸などを使わずに素手だけで行なう治療法を指します。
国内での代表的な手技療法はあん摩、マッサージ、指圧、柔道整復術などがあります。
日本では手技療法行為を行なう際には国家資格であるあん摩マッサージ指圧師免許もしくは医師免許が必要となっています。
あん摩、マッサージ、指圧はいずれも素手のみを使いからだの悪い部分を発見治療するという点は同じです。しかしその方法は違う部分もあります。
ひとつはあん摩や指圧は衣服の上から行なうのに対しマッサージは皮膚に直接的に刺激を与えるということです。マッサージにはリンパや静脈の流れをスムーズにする効果があります。また、あん摩や指圧には他の道具は用いませんがマッサージにはオイルやワセリンなどが用いられることもあります。
そして一番違うのがアプローチする対象です。あん摩は筋肉全体にアプローチし、マッサージはリンパや静脈にアプローチします。そして指圧はツボと呼応する臓器にアプローチします。
これら3つの手技療法は似ている部分もありますが根本的に違うといえそうです。
手技療法による刺激の方法には6つあります。
さする、もむ、こねる、たたく、ふるわす、押すの6つです。指圧は「押す」を中心に、あん摩は「もむ」を中心に治療を行なっています。また、マッサージは「さする」を基本として行なっています。
