手技の効果
手技療法には6つの方法があります。
さする、もむ、押す、ふるわす、こねる、たたく、です。
手技療法の治療を受ける中で症状によって刺激法を変えることでより高い治療効果が期待されます。
ここではそれぞれの手技にどんな効果があるのかを見ていきたいと思います。
まずは「さする」です。
「さする」の手技は手のひらを直接皮膚に当てて滑らせるように手を動かします。ポイントは手先足先などの末端から心臓に近い方向にマッサージすることです。オイルなどを使ってすべりを良くすることもあります。血液やリンパの循環を良くし、新陳代謝を盛んにする効果があります。
次に「もむ」です。
手の指、手のひらを使ってゆっくりと揉みほぐします。筋肉に作用し、こちらも新陳代謝を盛んにします。また、胃腸の働きを高め便秘を解消する効果もあります。
そして「押す」です。
指の腹で皮膚を圧迫します。持続的に圧迫すると興奮している機能を落ち着かせます。また、鎮痛作用もあります。
そして「ふるわす」です。
指先や手のひらで振動させます。これにより、眠っていた筋肉や神経をより活発に働かせます。
次に「こねる」です。
手指で皮膚をやさしくしぼりとるようにします。
最後に「たたく」です。
こぶしや手のひらで叩くことで筋肉をほどよい緊張状態にします。軽く・短く叩くと神経や筋肉の機能を高め、強く・長く叩くと興奮した筋肉や神経を鎮めます。
これら6つの手技とその効果を見極めながら治療に当たることが非常に重要といえます。例えば胃腸に問題を抱えている人であれば「もむ」という手技を利用することでより効果が期待されます。マッサージ師や指圧師と相談しながら、自分にあった手技を探してみるとよいのではないでしょうか。
